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2020/12/07【B'z】無観客配信ライブ「B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day5」
ライブレポートが到着!

「B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day1」ライブレポート

松本孝弘(ギター)と稲葉浩志(ボーカル)による最強のロックバンド“B'z”が初の無観客配信ライブ「B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-」を開催。
 デビューした1988年から現在(2020年)までの32年間を“5つの時代(5 ERAS)”に分けて、それぞれの時代で発表してきた楽曲で構成し、10月31日から11月28日までの毎週土曜日に5週連続で行われる。
 10月31日に行われた第1弾「B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day1」。羽田イノベーションシティに新たにオープンした、今回のライブ会場であるZepp Haneda(TOKYO)の外観が映り松本と稲葉が会場に入る映像に続き、1988年リリースのデビューシングル「だからその手を離して」でライブがスタート。スモークの中、フロア(客席)で歌い、演奏した後、サポートメンバーのいるステージに上がり「BLOWIN'」へ。「B'zの、B'zの、B'zのSHOWCASEにようこそ!」と稲葉が画面の向こうのファンに呼びかけ、ライブで演奏するのはレアな「星降る夜に騒ごう」を3曲目に披露。続いて「BE THERE」「太陽のKomachi Angel」といった初期のヒット曲が派手なライティングと映像の演出で繰り広げられ、さらにヒートアップしていく。
 稲葉がアコギを抱え、「どうも皆さん、お久しぶりです。お元気でしたか? 目の前に皆さんがいないのでいつもと勝手が違うんですけども、我々も久しぶりに仲間と集まって、一緒に演奏できる喜びを噛みしめながら、そして感謝の気持ちを込めて、観てくださってる皆さんの胸に届くように精一杯歌って、演奏して参りたいと思います。どうか最後までよろしくお願いします!」と挨拶をして、「Easy Come, Easy Go!」を演奏。
 松本が再びフロアに降りてギターのリフをかき鳴らし、4人の女性ホーン隊が松本を囲むようにして演奏し始めると、「GIMME YOUR LOVE -不屈のLOVE DRIVER-」を華やかさ全開で聴かせた。1曲目同様、会場を広く使う贅沢さも配信ライブならではの良さだ。
 エモーショナルに「ALONE」を聴かせた後、サポートメンバー含む全員がフロアに移動してトークを展開。「長くやってきていますが、まだまだやってないことっていっぱいあるんですね」と松本も初の無観客ライブを新鮮な気持ちで楽しんでいる様子。そしてチャイムが鳴り、LEDのビジョンに黒板や教壇など、学校教室の映像が映し出されると、稲葉が「5ERASという5つの時代に分けた最初のDay1、初期の頃のLIVE-GYMではいろんなことをやっていて、バンドのメンバーと一緒にフォークソング同好会みたいな形で演奏をしていて、寸劇もしていました」と当時を振り返り、松本も「どちらかというとそちら(寸劇)に力を注いでいた時期がありましたね(笑)」と笑顔で回顧。その流れで松本がトライアングルを持ち、他のサポートメンバーもウクレレやリコーダー、鍵盤ハーモニカ、タンバリンを使って「あいかわらずなボクら」と「Baby, You’re My Home」を、アットホームな雰囲気で聴かせた。
 「TONIGHT(Is The Night)」から始まった後半。久しぶりのレア曲「どうしても君を失いたくない」を演奏した後に「皆さん、ここで一緒に踊ろうじゃありませんか!」と「恋心(KOI-GOKORO)」が始まると、ビジョンにオーディエンスの踊っている映像が映し出され、会場にはいないものの、このライブをたくさんの人々が見守っていて、参加していることを改めて感じさせてくれた。「皆さんの顔が目の前に来ると心強いですね。パワーも素晴らしいです」と歌い終わった稲葉も嬉しそうな表情を見せた。
終盤は、炎に囲まれた中で松本がギターソロで盛り上げ、「快楽の部屋」へ。またもや久々に演奏する楽曲を繰り出したため、「快楽の部屋」がTwitterのトレンド入り。その勢いのまま、「ZERO」「RUN」「裸足の女神」と1992年から1993年にかけての代表曲を披露。「RUN」では当時のライブ映像がビジョンに映し出され、「一緒に歌ってください」と呼びかけた「裸足の女神」ではライブ会場を埋め尽くす大勢のファンの映像と歌声が流れた。
 全曲を歌い終えて「Day1、最後まで観ていただいて本当にありがとうございました」とファンに感謝の気持ちを伝えた稲葉が「どうでしたか?」と松本に尋ねると、「素晴らしい!」と笑顔で回答。そして稲葉の「どうもありがとう! また来週!」という言葉でDay1の幕が下された。
 ドーム&スタジアムクラスのアーティストであるB'zのライブを誰もが最前列で観れて、身近に感じられるのが配信ライブの大きな魅力。ヒット曲やライブの定番曲に加えて、レア曲も盛り込まれ、いつもとは違う特別感も味わえることができた。次回、「Day2」は11月7日(土)19時から配信予定。セットリストがガラッと変わる2番目の時代(ERA)の配信ライブもぜひリアルタイムで体感してもらいたい。



【SETLIST】
01. だからその手を離して
02. BLOWIN’
03. 星降る夜に騒ごう
04. BE THERE
05. 太陽のKomachi Angel
06. Easy Come, Easy Go
07. GIMME YOUR LOVE -不屈のLOVE DRIVER-
08. ALONE
09. あいかわらずなボクら
10. Baby, You’re My Home
11. TONIGHT(Is The Night)
12. どうしても君を失いたくない
13. 恋心(KOI-GOKORO)
14.『快楽の部屋』
15. ZERO
16. RUN
17. 裸足の女神




「B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day2」ライブレポート
 
松本孝弘(ギター)と稲葉浩志(ボーカル)による最強のロックバンド“B'z”が初の無観客配信ライブ「Bz' SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-」を開催。10月31日から5週連続で行われる今回のライブは、デビューした1988年から現在(2020年)までの32年間を“5つの時代(5 ERAS)”に分けて、それぞれの時代に発表された楽曲で構成。
 11月7日は「Day2」。会場となったZepp Haneda(TOKYO)の外観や飛び立つ飛行機を映したオープニングムービーに続いて、1994年にリリースした7thアルバム『The 7th Blues』のオープニングナンバー「LOVE IS DEAD」でスタート。冒頭にある電話での会話は「もちろん今でもバリバリプレイしてるよ。さらに進化して最高だぜ! こんな世の中だけど、ステイホームでいつも聞いてたよ。日本のロックンロールバンドで30年以上続いているんだ」と、新しい英語バージョンに変更。コンクリート打ちっぱなしの背景も、硬派でパワフルなロックサウンドの雰囲気に合っていた。続けて同じく『The 7th Blues』の2曲目、「おでかけしましょ」を演奏し、さらにヒートアップしていく。
ブルースハープを吹きながら、稲葉が「B'zのSHOWCASEにようこそ」と呼びかけ、ブルージーなイントロから「Don't Leave Me」へ。エモーショナルなボーカルが聴く者の心に突き刺さる。そして映像がモノクロに変わり、「闇の雨」を披露。ストーリー性のある歌詞、松本が黒いレスポールで奏でる美しい旋律、そしてモノクロならではの映像美が融合し、まるで映画のワンシーンのように感じられた。
「みなさん、お元気ですか? 元気そうですね。たとえ目の前にいなくても、お互い、気配を感じ合いながら、皆さんも遠慮せずに、こっちのステージの方に想いを、気持ちを送ってみてください!と、声援に耳を傾ける仕草をしながら、出来るでしょ?来てます。感じてますよ。その調子で道端でも電車の中でもお茶の間でも、遠慮なく気を送ってきてください!」と稲葉が視聴しているファンに呼びかけ、「YOU & I」に突入。巡り逢えたことへの喜びを綴った歌詞はいつの時代も変わらず、改めてこの曲の良さを実感。「夢見が丘」では松本のギターと稲葉のボーカルが共に歌っているようなメロディを奏で、B'zならではのアンサンブルの魅力も感じさせる。
しっとりと聴かせた後、雰囲気をガラッと変えて「love me, I love you」へ。イントロが鳴り響くと、稲葉がステージから客席に降りフロアも飛び出し、今回のライブの告知看板が見える屋外に出たかと思えば、再び場内を隈なく廻るというミュージックビデオさながらのパフォーマンスで楽しませてくれた。
 ブルージーな演奏で始まった「もうかりまっか」も久しぶりにライブで演奏されたレア曲。稲葉が「もうかりまっか」と歌って問いかければ、松本が「ぼちぼちでんな」「あきまへんわ」と返す。他にも、「あんた、あの子のなんなのさ」というセリフを松本が語り、稲葉が「羽田のヨーコ、ヨコハマヨコスカ。一体どこなんですか?」とツッコミを入れるなど、パロディー要素も満載。寸劇的にコロナ禍での“ぼやき”を聞かせるなど、B'zのユーモアのある一面もしっかりと見せてくれた。おもちゃの銃でギターを弾く松本、ランプを振り回す稲葉など、演出要素を豊富に盛り込んだこの曲は、この日のハイライトのひとつだったに違いない。
「The Wild Wind」から後半戦に突入。松本と稲葉がステージから客席へ降り、燃え盛る炎の中でギターがむせび鳴き、歌声が切々と響く。ステージに戻ると、「次の曲は、今年の春、非常事態宣言が出ていた頃に“ステイホーム”で、我々も実際にリモートでセッションした曲です。一緒にいないけど、みんなの気持ちが集まってひとつの楽曲を成立させるという、そういう面白みや楽しさも学びました。皆さんが見てくれて勇気づけられました」と曲紹介をし「HOME」を演奏。途中、稲葉が「ちょっと寄り道」と言い、「あの頃、我々もあまり会わなかったので、ステイホームと言われていた時期に皆さんがどう過ごしていたのか、曲の途中ですけど聞いてみようと思います」と、サポートメンバーとのトークを展開。ギターの大賀好修には「ルービックキューブ」、キーボードの増田隆宣には「ロシア語」、ベースの徳永暁人には「小さな仏像」、ドラムの田中一光には「社交ダンス」と、SNSで仕入れたというネタ(ガセネタ)で稲葉がサポートメンバーにどんどん絡んでいくものの、ことごとく否定されてしまう。さらには松本にまで「久しぶりに切手の収集を再開したそうで」と絡んでいくが、松本から「そうそう。見返り美人とか…って、やってないよ!」とノリツッコミで返されてしまう。そして、ファンに向けて「皆さんどうですか?今回のことで家で楽しむという新しい発見もあったと思いますが、やっぱりみんなで外へ出て集まって騒ぎたいよね?まだ時間はかかるかもしれませんけど、いつかまた皆さんと一緒に、思い切り騒ぎたいと思っています」とメッセージを送り、寄り道から「HOME」へと戻った。
 終盤は「ミエナイチカラ 〜INVISIBLE ONE〜」から疾走感あふれる「スイマーよ!!」へ。エフェクトをかけた映像演出で魅せた「Liar! Liar!」、火花の特効と共に勢いを増した「さまよえる蒼い弾丸」と、盛り上がりも最高潮を迎えた。
「またDay1とも雰囲気が違う中、やらせていただきましたがどうですか?」と稲葉が松本に感想を求めると、「楽しいよね。こうやってみんなで演奏できることも当分なかったしね」と喜びを伝えた。そして、稲葉がファンに「今日、歌える曲あったでしょうか? あと1曲やりたいと思いますが、周りを気にせず思い切り歌いたい方、歌ってみてください」と呼びかけ、「Calling」を披露。“この声が聞こえるかい”“どうか苦しまないで”というフレーズを今の状況で聴くと、リリース当時とは違った意味も感じ取ることが出来、勇気をもらえた。D ay2は1994年から1998年までの5年の軌跡を振り返ったステージとなった。「また来週!」という言葉で稲葉が締めくくった通り、「B’z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-」はまだまだ続く。次回、「Day3」は11月14日(土)19時から配信予定。セットリストもガラッと変わる3番目の時代(ERA)の配信ライブもぜひリアルタイムで体感しよう。



【SETLIST】
01. LOVE IS DEAD
02. おでかけしましょ
03. Don’t Leave Me
04. 闇の雨
05. YOU & I
06. 夢見が丘
07. love me, I love you
08. もうかりまっか
09. The Wild Wind
10. HOME
11. ミエナイチカラ 〜INVISIBLE ONE〜
12. スイマーよ!!
13. Liar! Liar!
14. さまよえる蒼い弾丸
15. Calling


「B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day3」ライブレポート

松本孝弘(ギター)と稲葉浩志(ボーカル)による最強のロックバンド“B'z”が初の無観客配信ライブ」B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-」を開催。デビューした1988年から現在(2020年)までの32年間を“5つの時代(5 ERAS)”に分けて、5週連続でそれぞれの時代の楽曲で構成したライブをお届けする。

11月14日は第3弾「Day3」。ライブ会場となったZepp Haneda(TOKYO)の外観や飛び立つ旅客機が映されたオープニングムービーに続いて、映像がモノクロに切り替わり、松本と稲葉がサポートメンバーと円陣を組み、気合入れをしてステージに向かう姿が見えた。それぞれが所定の位置につき、セッション的な感じで音を出した後に映像がカラーに変わるとこの日のオープニング曲、1999年リリースの「ギリギリchop」がスタート。厚みのあるサウンドとパワフルな稲葉のボーカルが相まって、いきなりトップスピードに入った感覚に。そして炎が揺れる中、ストリングスの音が響き、松本が重みのあるリフを奏で「ながい愛」へ。久しぶりに聴けた名曲への反響は大きく、この曲のタイトルがTwitterのトレンド入り。
2曲を歌い終わった後、「B'zのSHOWCASEにようこそ!」と稲葉が呼びかけ、タイトなイントロから始まる「F・E・A・R」に突入。「ギリギリchop」を含めて、序盤は1999年にリリースした10thアルバム『Brotherhood』の世界観を楽しませてくれる。
王道のロックサウンドをガツンと聴かせる「Seventh Heaven」(『ELEVEN』収録)は、ライブで披露されるのは約19年ぶり。
「無観客というスタイルにも随分慣れてまいりまして、何を言っても返ってこないという静けさ、静寂にもすっかり慣れてしまいました。Day3ということで、その時代の懐かしい仲間(サポートメンバー)も集まってくれて、みんなに届くように精一杯演奏したいと思います。思う存分楽しんでください」と、稲葉が改めてファンに向けて挨拶をし、開放感のあるメロディックな「野性のENERGY」、“会いたい”気持ちを綴り、およそ20年ぶりに披露した「May」、“あなたを最後まで見届けよう”“新しい日々が始まるよ”と背中を押してくれる「GOLD」とシングル3曲を立て続けに演奏。
しっとりと聴かせた後、稲葉が「今日のDay3をどのようにご覧になってるんでしょうか。手巻き寿司とかやってる方もいらっしゃるかもしれないですね。ゆっくり味わいながらライブを楽しんでください。新しいライブの楽しみ方かもしれませんけど、どうぞご自由に楽しんでいただきたいと思います。こっちはどんどんやっていきますから」と言って、爽やかな風を感じさせてくれる「Blue Sunshine」を聴かせた。
「ここでセットチェンジということで、我々移動します」と、松本と稲葉がステージ袖から退き、ドレッシングルームに入って2003年の渚園での公演で着た衣装を紹介。「初めてじゃないですか。こういうところを紹介するのは」と、配信ライブでしか出来ないファンサービスを。さらに廊下を移動してバンドメンバーの楽屋を訪問。稲葉の楽屋に入りたそうにする松本に「今いいです! いつか」と入室拒否。松本は楽屋表示サインにDay2のMCでも振られた切手コレクションの一部を飾り、「僕くらいになると惜しげもなくやっちゃうから」と得意そうな表情を見せる。続いて通路に飾られたポスターの解説や思い出話をするなど、Zepp Haneda(TOKYO)のバックステージをどんどん紹介していく二人。ロビーの豪奢なシャンデリアを「これ、好き」と気に入った松本は、ライブハウス常設の物ではなく今回のSHOWCASEのために設置されたものだと知ると「じゃあ、終わったらもらっちゃって大丈夫だ」と冗談も飛び出した。ドリンクバーのところには今回のライブグッズが展示されていて、随所に遊び心が感じられる。
「じゃあ、ちょっと一服させてもらって」と通路に用意されていたソファーセットに座る松本。「ライブの途中ですよね?」とスタッフに確認しつつも稲葉もソファーに座り、「いまだかつてこんなに休憩が入ったことがあるでしょうか」と言いながら、赤いマグカップで乾杯。テーブルの上にはDay3の時期の楽曲の歌詞と譜面が置かれていて、「『Raging River』なんてありましたね」と稲葉が懐かしそうに話すが、松本は「どんな曲だっけ?長い曲だ! あぁ、思い出しました」となんとか思い出した様子。別の曲の譜面を見ながらやり取りが続き、そのまま休憩かと思いきや、譜面を見て松本がアコギを鳴らすと、稲葉が歌い始めた。思わぬ形で一度もライブで演奏したことのない「Thinking of you」をサビ前まで披露するという嬉しいサプライズ。「これ、どうですか?」とまた別の曲を松本に薦める稲葉。そして松本のアコギに合わせて再び稲葉が歌い始めるが、「これ、さっきやったじゃん」と松本がストップをかけた。演奏しかけた曲は先ほど披露した「Blue Sunshine」。こういう寸劇で和ませてくれるところもB'zらしいと言える。さらに二人だけで「熱き鼓動の果て」の1フレーズを聴かせ、「ステージが準備できたみたいなので」と立ち上がり、「続きをやっちゃおうかな」と言いながらステージへ。
ステージに戻った二人はサポートメンバーと合流し、「熱き鼓動の果て」を演奏。円形に組まれたステージで、前半とは全く違う雰囲気の中で後半戦が始まった。「円陣と言いますか、みんなの顔が見える形、どうですか?」と稲葉が尋ねると、松本は「いいねぇ」と笑顔で返答。その流れで松本が美しいイントロを奏で、背景のビジョンに三日月が映し出される中「今夜月の見える丘に」へ。続く「IT'S SHOWTIME!!」で一気にテンションを上げ、ライブ会場の観客がビジョンに映し出された「juice」でライブ感もアップ。「Hey! 聞こえてますか? どうなんですか? ここで一緒に声出しましょうか」とコール&レスポンスで盛り上げる。
メンバー紹介を挟み、美しいピアノの旋律から始まる「ONE」へ。切ないメロディーと“また会いましょ いつかどこかで”というフレーズが、今のご時世だからこそより響いてくる。「SHOWCASE Day3、いかがだったでしょうか? 今日も皆さんの熱い愛情、想い、ひしひしと感じながら一丸となってプレイさせていただきました。本当に見てくださってありがとうございます! 見てくださってる全ての方々にこの曲を捧げたいと思います」と、「Brotherhood」を演奏。“道は違っても ひとりきりじゃないんだ”というフレーズが「ONE」の歌詞と同様に、今はまた特別なメッセージに感じられる。最後の稲葉のロングシャウトは圧巻。そしてラストの曲は、シリアスなムードをポジティブな空気に変える「ultra soul」。金の紙吹雪が舞い、「今日も最後まで見ていただいてありがとうございます! また来週!」と感謝の気持ちを伝えてDay3が終了した。
Day3は1999年から2003年までの軌跡を振り返ったステージとなった。「B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-」はまだまだ続く。次回、「Day4」は11月21日(土)19時から配信予定。4番目の時代(ERA)、どんな定番曲、どんなレア曲が聴けるのか楽しみにして待とう。



【SETLIST】
01. ギリギリchop
02. ながい愛
03. F・E・A・R
04. Seventh Heaven
05. 野性のENERGY
06. May
07. GOLD
08. Blue Sunshine
09. 熱き鼓動の果て
10. 今夜月の見える丘に
11. IT'S SHOWTIME!!
12. juice
13. ONE
14. Brotherhood
15. ultra soul


「B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day4」ライブレポート

松本孝弘(ギター)と稲葉浩志(ボーカル)による最強のロックバンド“B'z”が初の無観客配信ライブ「B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-」を開催。デビューした1988年から現在(2020年)までの32年間を“5つの時代(5 ERAS)”に分けて、5週連続でそれぞれの時代の楽曲で構成したライブをお届けする。
11月21日は第4弾「Day4」。ライブ会場のZepp Haneda(TOKYO)の外観や飛び立つ旅客機が映されたオープニングムービーに続いて、松本のアームを巧みに使ったギタープレイが映し出され、2004年にリリースされた37thシングル「ARIGATO」からライブが始まった。重みのあるサウンドとメッセージが響き、途中でテンポアップして疾走感も加わる。およそ13年ぶりの演奏となるこの曲がオープニングナンバーになると予想していた人は少なかったのではないだろうか。続く「Fever」では稲葉がイントロから♪Fever〜と力強く歌い、サポートメンバーたちとのコール&レスポンスから始まった。タイトル通り、一気に会場を熱くし、テンションをぶち上げた。
2曲を歌い終わったところで、稲葉が正面のカメラに向かって、「そこかな? B'zの、B'zの、B'zのSHOWCASEにようこそ!」と挨拶すると同時に「SPLASH!」のイントロが鳴り響き、歌声からもサウンドからもセクシーさが溢れる楽曲が、今のB'zが演奏することで円熟味も増し、艶やかさもより感じられた。ピアノではじまり、切々と歌い上げる「永遠の翼」では鳥が悠々と飛ぶ姿を映す背後の映像と相まって、雰囲気もガラリと変わる。そして、「ゆるぎないものひとつ」は、アコギの音に合わせて稲葉が歌い始め、そこに松本のエレキギターの優しい音色が加わり、1コーラスを歌った後で他の楽器の音も加わっていくというアレンジで聴かせた。
「皆さん、こんばんは。元気ですか?元気が一番ですね。今日はこの配信ライブ、B'z配信ライブ、Day4となりました。毎回内容が違って、今日もまた気分も全然違うんですけども、皆さんはどんな雰囲気で見てくださってるんですかね? どうですか? ピザ? いいですね。配信ライブならではの楽しみ方を皆さんは身に付けてらっしゃると思いますけど、今日は余計なお喋りを減らしてガンガン曲の方をいきたいと思います。我々の誠心誠意の熱い想いをお届けしたいと思います。どうか最後までゆっくり楽しんでください!」と改めてあいさつをして、「DIVE」へ。背景のLEDの美しさも今回のセットの大きな特徴で「DIVE」では未来的でエレクトロニックな映像で異空間を構築。曲の途中で稲葉がステージから客席のフロアへと降りるなど、無観客配信ライブならではの広い空間を使う。ラスト、“迷うことなかれ”というシャウトと共に「パーフェクトライフ」のイントロが始まったが、この曲の連なりも視聴者のテンションをしっかり上げてくれたはず。
ヒートアップしたところでMCタイム。「無駄なお喋りはやめてドンドンやるって言いましたけど、ちょっと間空けようかな。汗もすごいし(笑)。汗かいてますか? 汗かいてくださいよ。ピザ持ってたって踊れるんだから」と稲葉が場を和ませ、羽田空港が近いということで「毎日、空を見ればダイナミックに飛行機が着陸してきたり、どこかに飛んで行ったりする飛行機の姿を結構間近で見られます。たまに、あれに乗っちゃったら、ツアーの時みたいに皆さんの街に簡単にいけちゃうのになぁと思ったりします。今でも乗ればいけるんですけど(笑)、みんなで集まって騒ぐというのができないのがちょっと残念。そんなことを思ったら、今回、この羽田でやってることが、東京の中にある街ですけど、気分的に皆さんの街に近い場所にある、不思議なことにそんな気がしてるんです。もっとも皆さんの街に近い場所、羽田。間違ってますか? 偶然ですけど、この配信ライブを発信する場所として、羽田というのは最も我々にふさわしい場所じゃないかという結論に達しました」と稲葉がファンの人たちを想い、そしてZepp Haneda(TOKYO)という場所を選んだことが偶然でなく必然だったと伝えた。
後半は「MY LONELY TOWN」からスタート。M.V.の撮影を行った軍艦島をビジョンに映し出し、視聴者を楽曲の世界へと引き入れながら、次の「OCEAN」へ。
ここでメンバー紹介。稲葉が今回のサポートメンバーの大賀好修(ギター)、増田隆宣(キーボード)、満園庄太郎(ベース)、田中一光(ドラムス)を紹介し、最後に「On Guitar! 炎のギタリスト、Tak Matsumoto!」と紹介すると、客席フロアで松本が炎の映像をバックにギターをかき鳴らし、「BURN -フメツノフェイス-」へと突入。デニムシャツを脱ぎ、ヒョウ柄シャツになった稲葉もよりアグレッシブなボーカルを聴かせる。「名探偵コナン」のフレーズをさりげなくイントロに混ぜ入れる遊び心を見せながら「イチブトゼンブ」に続き、“Go for it! Go for it! 愛情こそが衝動”と稲葉が松本とサポートメンバーたちとコール&レスポンスを繰り広げた後、松本のギターで「衝動」へ。“衝動”と歌う部分に合わせて、バックのビジョンにも力強い文字で“衝動”が映し出される。まさに衝動に満ちた楽曲と言えるだろう。
ひとしきり盛り上がったところで、「なかなか激しい曲が続いてますけど、大丈夫ですか? すぐ曲に行くっていうのもなんですし、今日、声聞いてないんで、ちょっと聞かせてもらおうかなと思います」と稲葉が松本に話を振るが、「こんばんは。皆さんお元気ですか? 私は見ての通り元気です。それでは稲葉さんにお渡しします(笑)」とすぐに戻してしまった。そこから、羽田イノベーションシティにある足湯のエピソードを披露。松本も稲葉も初めてだったという“足湯”に、稲葉が「足先だけ浸けるのってどうなの?って思ってたんですけど、足先だけ浸けてても体がポカポカと温まってくる」と感想を伝えると、松本も「顔のあたりまで汗が出て、中から温まるんだなと感動しました」と効果抜群だったと報告。これまでは主にZepp Haneda(TOKYO)の内部を紹介していたが、今回はその周辺、イノベーションシティにまで拡張。「機会がありましたら、皆さんもどうぞ体験してみてください」と、稲葉が“羽田イノベーションシティ”のプチ情報をリコメンドして、「まだまだ元気ありますよね? ピザ、終わりました? さらに元気な感じで、皆さんもちょっと一緒に声出したりできそうなやつをやりたいんですけど、行きますか? 孤独ですけども、始めますよ」と手拍子を促して「BANZAI」をスタート。稲葉がサポートメンバーたちにも「BANZAI!」を求め、ステージ袖からバックステージの方に進み、スタッフにマイクを向けて一緒にBANZAI!をしながら回っていく。
明るくアップテンポな「愛のバクダン」ではピンク色のハート型風船がフロアを舞い、稲葉は楽しそうに風船をはじきながら歌唱。曲終わりには大量の風船が投下された。
「さて、この『B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS- Day4』、皆さん、いかがだったでしょうか? ちゃんと届きましたか? やっぱり我々も一緒に同じ場所に集まって騒ぎたいなという気持ちは山々ですけど、こうやって仲間が集まって演奏したものを届けられるという幸せを感じています。まだ我慢かもしれませんけど、あと1曲、皆さんの素敵な顔を思い浮かべながらやりたいと思います。今日は本当にありがとうございました」と感謝の気持ちを伝え、ラストナンバー「いつかまたここで」を聴かせた。メッセージ性の高い楽曲だけに、歌詞を画面に映し出し、この曲に込めた想いをファンと共に共有した。曲の後半は過去のライブ映像がビジョンに映され、そこに重ねられた“いつかまたここで”という言葉が、みんなと同じ時間・場所を共有できるライブの良さ、楽しさを再認識させてくれた。
最後は全員がステージに横並びになり、「ありがとう!」と挨拶し、稲葉がいつもと同じように「また来週!」と呼びかけてDay4が終了。エンドロール後、「マジェスティック」を聴かせながら足湯に浸る二人の次回予告も流れた。
Day4は2004年から2009年までの軌跡を振り返ったステージとなった。「B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-」は次回がラスト。「Day5」は11月28日(土)19時から配信予定。5番目の時代(ERA)、レア曲も定番曲も含め、最新のB'zのステージを楽しみにして待とう。



【SETLIST】
01. ARIGATO
02. Fever
03. SPLASH!
04. 永遠の翼
05. ゆるぎないものひとつ(Re.Arr.)
06. DIVE
07. パーフェクトライフ
08. MY LONELY TOWN
09. OCEAN
10. BURN -フメツノフェイス-
11. イチブトゼンブ
12. 衝動
13. BANZAI
14. 愛のバクダン
15. いつかまたここで


「B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day5」ライブレポート
 
松本孝弘(ギター)と稲葉浩志(ボーカル)による最強のロックバンド“B'z”が初の無観客配信ライブ「B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-」を開催。デビューした1988年から現在(2020年)までの32年間を“5つの時代(5 ERAS)”に分けて、5週連続でそれぞれの時代の楽曲で構成したライブをお届けする。11月28日はついにラストとなる「Day5」を迎えた。
 
ライブ会場のZepp Haneda(TOKYO)の外観や飛び立つ旅客機が映された、すっかりお馴染みのオープニングムービーが流れ、2012年にリリースした50thシングル「GO FOR IT, BABY -キオクの山脈-」でスタート。フライングVで重厚なサウンドを奏でる松本が稲葉と共に歌うシーンもあり、1曲目からテンションが上がっていく。その勢いのまま「さよなら傷だらけの日々よ」へと雪崩れ込み、“ライブ”の熱さ、臨場感、緊迫感が画面越しにもひしひしと伝わってくる。
2曲を歌い終わったところで、スーツ姿の稲葉が「B'zの…、(サングラスをかけて)B'zの…、(髪を整え)B'zのSHOWCASEにようこそ!」と挨拶。そして「声明」へ。バックのビジョンに様々な国の言語や数字が映し出される中、稲葉は軽やかに跳ねながらステージ上で歌唱。ドローンを使用し、普段では見られないアングルから「HEAT」を楽しげに演奏する松本やサポートメンバーを撮影。これも無観客配信ライブならではの演出だと言えるだろう。ジャケットを脱いでドット柄のシャツ姿になった稲葉がしっとり聴かせる「Classmate」。映像もモノクロになり、ノスタルジックな雰囲気を醸し出していく。松本の優しいギターの旋律も切なく響いた。
「どうもありがとうございます。そして皆さん、こんばんは。1週間のご無沙汰ですけども、お元気でしたか?」とファンに呼びかける稲葉。「いよいよ『B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-』Day5、最終日になりました。今日は最後なので、皆さんに感謝の気持ちも込めて、我々バンド一丸となって、誠心誠意演奏していきますので最後までゆっくり、たっぷり楽しんでください。よろしくお願いします!」と最終日の意気込みを伝えて、「フキアレナサイ」に突入。パワフルなシャウトが響くこの曲に合わせて、吹き荒れる風をイメージした演出も。「世界はあなたの色になる」は、松本のワウを効かせたギターのイントロの音色同様、映像やライティングもサイケデリックで幻想的な雰囲気を作り上げていく。そして圧巻はアウトロの稲葉のシャウト。そこから一気にテンポアップして、赤や青のレーザーが飛び交う中で「Still Alive」を演奏。
「ちょっとここで配置換えというか、座りたい方は座っていただいて」と稲葉が松本とサポートメンバーに声を掛け、円形状になりメンバー紹介へ。ギター・大賀好修が「寂しいです。終わっちゃうのは嫌ですね」と心境を語ると、稲葉に「出ずっぱりでしたからね。一番羽田にいたんじゃないですか? ぜひこのまま残って住民票の手続きを」とイジりつつもねぎらいの言葉をかけた。ベース・徳永暁人は「2週間ぶりに戻ってきました。この曲数が楽しくて、次々といろんな曲に取り掛かれるのが楽しかったです」と話し、縦笛を吹いたことが印象に残っているとも明かした。5週全て参加したキーボード・増田隆宣の「楽屋が部屋になってました(笑)。すごく居心地がよかったんですけど、今日で終わりなのが寂しいですね。いい経験でした。こんなにいっぱいB'zで演奏できるなんて最高ですよね」の言葉に“B'z”への愛を感じる。ドラム・田中一光はDay3以外の4公演に参加。「リハーサルも本番もどちらも楽しくて、いい汗かかせてもらってます(笑)」と久しぶりにB'zのライブに参加したことを楽しんでいる様子。最後は「On Guitar…、Tak Matsumoto」と松本を紹介するが、「あっさりしてる。もっと引っ張ってくれるのかと思った」と松本から言われると、「On……Guitar……、Tak Matsumoto」とタメを入れて再度紹介。「もう一回くらい来るんじゃないの?」と要求すると、稲葉が「On Guitar、On Guitar、On Guitar」と繰り返すと、「もういいよ(笑)」と松本が言い、改めて「Tak Matsumoto!」と紹介。「下準備から長丁場ではありましたけど、素晴らしいこの皆さんの協力を得て、ようやく」と、松本は最終日を迎えた気持ちを伝え、サポートメンバーに「曲数多くて大変だったでしょう?」と問いかけると、増田が「ツアーの初日が続いてる感じ(笑)」と回答。松本も「僕らもいい経験をさせてもらいましたね」と感慨深げ。稲葉は「最初は軽い気持ちで『ガラッとメニュー変えてやったら飽きなくていいんじゃない』っていう感じだったんですけど、実際やると大変で(笑)」と告げると、それを聞いた松本は「打ち合わせの時、『すごいことを言ってるよ』って思ってたんだけど、ここで水差せないよなぁって(笑)」と、その時のことを思い出して語った。難しくもあり大変だとも思われる提案を受け入れてチャレンジし、実現させるB'zの凄さには圧倒される。そのまま次の曲に行くのかと思いきや、増田が「いつも全然紹介されないもんね」と、最終日だから稲葉をきちんと紹介したいと提案。「かわいそうな子みたいに言わないでくれます(笑)?」と稲葉は言いながらも、嬉しそうな表情を見せた。
「こんな感じで、この期間で育まれた和やかなムードの中で、次の曲に行きたいと思います」と、「マジェスティック」へ。向かい合った形で“和やか”に聴かせてくれるこの曲の歌詞とサウンドが心に沁みる。「WOLF」ではタイトな演奏と稲葉の雄叫びも冴え渡っていた。
「ちゃんと皆さんに届いているでしょうか? 今回配信ライブということで普段のLIVE-GYMでやらないようなこともやったりしてますけども、今日は最終日。特別なことではないんですけど、ここで皆さんにクイズを出そうと思います」と稲葉が告げると、背景のLEDに1位から10位まで、回答を隠した状態でのランキングが映し出された。一番上に書かれていたのは「B'z LIVE演奏回数ランキング」の文字。「1位は当たりそうだということで、5位を皆さんに当てていただきます」と稲葉が説明し、クイズタイムがスタート。大賀がいきなり「川の流れのように」と答えると、松本が「そのボケはないやろ」とツッコみ、稲葉も「この楽しい企画の出鼻をくじくような回答でしたけども」と追い討ちをかける。改めて答えた「love me, I love you」は10位圏外という結果に。増田は「手堅いところで上位を狙って『BLOWIN'』」と回答。結果は9位。徳永は「当てに行っていいんですか?」と「太陽のKomachi Angel」を答えるが圏外。田中は「結構古い曲ですよね。『裸足の女神』」と答えると、松本は「いいとこかも」と感心するが、稲葉は焦った様子で「え?もう一回考えてくださいよ。もっと思い出して」と圧をかけ、田中は空気を読んで「RUN」に変更。結果は圏外。最後は松本がじっくり考えたふりをして「う〜ん、…『裸足の女神』?」と答え、見事正解!? ランキングは1位から「ultra soul」「ZERO」「さまよえる蒼い弾丸」「juice」「裸足の女神」「LOVE PHANTOM」「イチブトゼンブ」「ギリギリchop」「BLOWIN'」「Easy Come, Easy Go」の10曲。ランキングを見ながら、「これは我々がライブでその曲に頼ってる度合いのランキング。『ultra soul』におんぶに抱っこですね(笑)」と稲葉がユーモアを交えて話し、場を和ませた。
その流れから「次はライブでの演奏回数0回の曲をやりたいと思います。まだ皆さんが知らない曲です」と言い、なんと新曲「YES YES YES」を初披露。厳かなキーボードの音色に合わせて「他人(ひと)の幸せ喜べる人間(ひと)になりなさい」というメッセージ性の強いフレーズで始まる楽曲で、今後どのような形で音源化されるのか楽しみだ。その後は、重厚かつドラマティックな「RED」を聴かせ、「このへんで皆さんの声聞かせてください!」と呼びかけ、長めのコール&レスポンスから「有頂天」へ。
「今回のSHOWCASE、我々にとって非常に慣れない初めての試みでしたけど、多くの皆さんの協力のもとに、最終日、Day5にたどり着くことができました。ありがとうございます」と感謝。「やっていく中で気づいたこともありました。一番大きかったのは、“無観客ライブ”は無観客じゃないんだなって。聞こえるんですよね、皆さんの声が。そして感じるわけです、皆さんの熱を。そんな中でやっていたのでちっとも寂しくなかったです。無観客ライブは無観客じゃないという結論に達しました」と笑顔。「こういう経験がB'zというバンドの今後の活動から作品まで、良い影響をもたらせてくれると確信しております。三十数年やってるといろんなことがありますよね。そういう中で、どういった時も我々を勇気づけたり、奮い立たせてくれたのは皆さんの声援です。今も窒息しそうな世の中の状況で、皆さんの存在を感じながら演奏できたことは、B'zというバンドが皆さんの愛情と情熱でまた大きく呼吸させてもらったような感じがしています。このまま何もしてなかったらバンドだって、スタッフだって窒息するわけです。皆さんのおかげで我々、息ができました。この5ERASというライブに皆さんが参加してくれたことに心の底から感謝しています。どうもありがとうございました!」と5週にわたってSHOWCASEで感じた思いを語った。
Day5の締めくくりは「C'mon」と「兵、走る」。花びら型の紙吹雪が大量に舞い、華やかに幕をおろした。最後は松本、稲葉、サポートミュージシャンの大賀、増田、徳永、田中がステージの前方に集まり挨拶。その時稲葉が、「もうふたりいるよ」とDay5には参加していなかった満園正太郎(ベース)と黒瀬蛙一(ドラム)を呼び込み、全員で「せーの、お疲れ!」と拳を築き上げて全てのステージが終了。
最後は二人がステージに残り、稲葉が「どういう形かわかりませんけど、我々もこういう経験をしたので活動の幅が広がったような気がします」と感想を伝え、松本に「最後、何かありますか?」と話を振ると、「無事最終日をこうやって迎えることができて嬉しいです。テレビの前の皆さんもそうですけども、ここにいるスタッフの皆さん、本当にありがとうございました」と松本も感謝の気持ちを伝えた。
Day1からDay4までは“寸劇”を取り入れたり、ステージから飛び出し会場内や、さらには会場の外も紹介し、いつものライブではできないこと、配信ライブならではのスタイルを取り入れた構成をしてきたが、Day5はステージ上で本来の“ライブ”のスタイルにこだわった公演となった。最新のERA(時代)ということで新曲の初披露という嬉しいサプライズもあり、まさに最新のB'zを見せつけた。“無観客ライブ”は無観客じゃない。ライブを作るチームがいて、楽しみに視聴するファンがいて成立するもの。30年を超えるキャリアを誇るB'zでも初めての経験となった5週連続無観客配信ライブは、二人の言葉通り、次のライブや制作にいろんな影響を与えていくはず。「B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-」は終了したが、ここがB'zの新たなERAの始まりとなる。



【SETLIST】
01. GO FOR IT, BABY -キオクの山脈-
02. さよなら傷だらけの日々よ
03. 声明
04. HEAT
05. Classmate
06. フキアレナサイ
07. 世界はあなたの色になる
08. Still Alive
09. マジェスティック
10. WOLF
11. YES YES YES
12. RED
13. 有頂天
14. C'mon
15. 兵、走る

【公演詳細】
B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day1〜5
●Day1:2020年10月31日(土)18:00開場 / 19:00配信
●Day2:2020年11月7日(土)18:00開場 / 19:00配信
●Day3:2020年11月14日(土)18:00開場 / 19:00配信
●Day4:2020年11月21日(土)18:00開場 / 19:00配信
●Day5:2020年11月28日(土)18:00開場 / 19:00配信

【配信ライブに関する詳細はこちら】
http://bz-vermillion.com/news/200911.html

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